<日記>
過去の日記(2010年5月〜8月)
未来の日記(2011年1月〜4月)

<12・26>
・カザマアヤミ先生が天鳳(オンライン麻雀)にはまっておられるようです!
 「ちょこっとヒメ」「はつきあい」「なきむしステップ」「幻燈師シリーズ」など、数々の作品でこのサイトではおなじみのカザマアヤミ先生が、麻雀にはまっておられるようです。それも、オンライン麻雀ではおなじみの天鳳ですね。天鳳は、わたし自身も長い間プレイしていて、ずっと前にここの日記でも書いたことがありますが、オンラインでの麻雀ゲームでは最も人気のある場所で、今でも大勢のプレイヤーで盛り上がっています。

 そして、カザマ先生が、つい最近麻雀を始められた(サイトの11月20日付の日記に記載あり)とのことで、マンガ関連サイトの有志数名が天鳳に招待して、オンラインで一緒に卓を囲んでプレイされたようです。これについては、いのけんさんの「近代麻雀漫画生活」の記事に詳しいので、そちらの記事も見てください。

 漫画家のカザマアヤミ先生と天鳳を打ちました近代麻雀漫画生活

 この記事のとおり、この対局ではカザマ先生が見事トップを取られたようで、最近始められたばかりなのにすごいなと素直に感心してしまいました。そういえば、かつてのWINGの作家の稀捺かのと先生が、ちょっと前ですがオンライン麻雀を始めたとの日記がありました。カザマ先生とも親交があるようで、そんなところからもつながりがあるのかなと漠然と思ってしまいましたが、実際のところどうなんでしょう。

 また、カザマ先生は、以前からネットの文化には抵抗がないようで、昔からマンガにもネット関連のエピソードがちょこちょこ見られました。今月のJOKERの「はつきあい」などは、その最たるもので、冒頭1ページ目からいきなり「リア充爆発しろ!!」ですよ(笑)。そして今回オンラインでの麻雀にはまられたとのことで、そんな話が作品に出てくれば面白いなあと思ってしまいました。なんにせよ、オンライン麻雀という趣味は、大変素晴らしいものだと思っておりますので、これからも仕事に差し支えない程度にプレイして、できれば上記の記事のようにマンガ好きの方と麻雀で交流なんて出来たらいいなあと思っています。

 ザマログ


<12・20>
・女性向けの4コマ誌「コミックPASH!」について。
 これ、かれこれもう1ヶ月以上前の話なのですが、この雑誌を知らない方も多いと思いますので、ここで今一度書いてみようと思います。
 先月11月の12日、「コミックPASH!」という雑誌が、主婦と生活社から創刊されました。「PASH!」という女性向けのアニメやマンガ、ゲームの紹介雑誌の増刊という形で、同じような形で創刊されたエンターブレインの「ComicB's-LOG」と近いものを感じます(こちらは「B's-LOG」という同じく女性向け作品の紹介誌からの派生)。そして、これが4コマ誌だったのです。表紙でも、「乙女のための4コマコミックついに登場!!」とのコピーが大きく書かれており、女性向けの4コマ誌という位置づけを大々的に打ち出していました。そして、これが4コママンガ界隈ではかなりの衝撃だったのです。

 これまで、4コマ誌では、一部に大人の女性向けのいわゆるレディース系の雑誌を除いては、このような女性をターゲットにした雑誌は、あまり見られませんでした。聞くところによると、創刊当初の「まんがライフMOMO」が比較的女性寄りだったらしいのですが、その後男性向けの作品も増えて、そのような傾向は薄れていったようです。それ以外の4コマ誌となると、ファミリー向けの雑誌と、そして「きらら」や「ぱれっと」に代表される男性マニア読者が多い萌え4コマ雑誌が大半。これらの萌え4コマ誌の作品は、作者には女性が多く、比較的女性読者に人気の高い作品も見られるものの(「ひだまりスケッチ」とか)、しかし雑誌の読者となると男性が大半となってしまうのです。おそらく、きららやぱれっとを買う読者の90%以上は男性でしょう(それも年齢層が30代中心と高いのが特徴)。

 そんな状況の中で、この「コミックPASH!」が出た意義は確かに大きい。女性でも気軽に手に取れる4コマ誌があってもいいはずなのです。ただ、この「コミックPASH!」、母体となった「PASH!」が、いわゆる美形男子やBL(ボーイズラブ)好きのマニア女性、いわゆる腐女子が読者の中心だったからか、こちらもそれに準じるものとなっています。つまり、美形男子ばかりが登場するマンガばかりで、まず男性にはかなり抵抗が強くて読みづらいですし、女性でもそういった作品が好きな一部のマニア女性以外には、興味の薄いものになっているのではないかと。女性向けといっても、オーソドックスな少女マンガ的な作品や、あるいは男性でもあまり抵抗を感じない中性的な作品は、残念ながらあまり見られなかったようです。

 個人的には、元々きらら系に代表される男性向け萌え4コマも、極端に男性向けのものばかりではなく、女性にも人気の中性的な作品が数多く見られると思うのです。だから、あれだけ幅広い人気を獲得することが出来た。ならば、同じコンセプトで、中性的な女性向けの4コマ誌を作ってほしい。そういった雑誌ならば、わたしも喜んで読んでみたい と思います。

 なお、今女性向けの作品で、きらら系4コマに近いニュアンスを持つ作品としては、スクエニで今はGファンタジーで連載中の「君と僕。」を挙げたいですね。このマンガは、4コママンガではないのですが、個性的な男子高校生たちのゆるく幸せな日常を巧みに描いていて、その中性的な絵柄とゆるやかな雰囲気は、まさに萌え4コマに通じるものがあるのです。かつて「男子高校生版のあずまんが大王」だという評価まで聞かれたくらいで、まさにそんな雰囲気の心地よい作品になっている。実際に女性読者の間でも高い人気を獲得していて、男性の読者にも評価が高い。こういったマンガを4コマ誌で読んでみたいと思います。


<12・12>
・マジック・ザ・ギャザリング世界選手権開催中。
 現在、12月9日から12日にかけて、千葉の幕張メッセでカードゲームのマジックザギャザリングの世界選手権が開催されています。世界各国からやってきた強豪たちが鎬を削る大会を繰り広げている一方で、来場者が気軽に楽しめる併催イベントも数多く開催され、多くの来場者で盛況を博しているようです。

 そして、そんな併催イベントに、スクエニと電撃も出展していたりします。スクエニは、マジックからゲストキャラクターが登場しているアーケードゲーム「LORD of VERMILION II」の試遊台を設置。そして電撃は、現在電撃マ王で連載中のマジックのマンガ「燃え尽きぬ炎」の作者(作画担当者)である日森よしのさんのサイン会を開催。サイン会は11日の土曜日に行われ、かなりの人手だったようです。

 さて、このマンガ「燃え尽きぬ炎」なのですが、先月の27日にコミックスの1巻も発売され、カードゲームのマンガらしくコミックスにプロモカードが同梱されていたりします。しかし、内容は、いわゆるカードバトルを行うマンガではなく、マジックのゲームの世界で個性的なキャラクターたちが活躍するファンタジー作品。ゲームでは有名なカードであるチャンドラという次元渡りの能力を持つプレインズウオーカーと呼ばれる魔道士が主人公。同じくプレインズウオーカーである青年のジェイスやギデオンも登場し、特にギデオンはチャンドラと一時的に組んで異なる次元で戦いを繰り広げるなど、ゲームを知っている人なら元ネタと合わせて楽しめるマンガとなっています。

 元は原作の英語の小説があり、そちらから基本的な設定とおおまかなストーリーはそのままで、細部のエピソードでアレンジが加えられているようです。また、明らかに原作と異なるのが、日森さんによる作画。まさに日本的な絵柄となっていて、原作カードの濃いリアルな絵柄とは大幅にイメージが異なります。ギデオンなどは見た目からしてかなり違っているような・・・? とはいえ、これはこれでとしては悪くない。この日森さんの絵が使われた新規カードが入ったカードセットも先日発売され(デュエルデッキ:ジェイスvsチャンドラ)ていたりします。

 現在、電撃はマジック自体の紹介にも力を入れていて、このコミックスでもカードの紹介ページなどがあったりしますが、一部に明らかに説明が間違っているのはちといただけない。とはいえこれも許容範囲かな。むしろきちんと画像付きでカードを紹介し、マジックの基本的な設定(赤が火力で青が知性とか)を中々うまく説明してあるので好感が持てました。コミックスの説明だけでゲームのルールが分かるわけではないですが、それは電撃のサイトにマジックのページも用意してありますので(このコミックスの一部もオンラインで読めます)、興味を持った方はそちらも参照してみてください。

 マナの泉 〜DOL的『マジック:ザ・ギャザリング』特集ページ〜 電撃オンライン


<12・7>
・リニューアルREX雑感。
 先々月の10月27日に発売された12月号で、大きくリニューアルされた一迅社のREXですが、先月の2号においておおむね新連載が出揃い、これで形が見えてきたような気がします。そこで、今回の日記では、このリニューアルされたREXをざっとみてその感想を書いてみます。

 まず、全体的な印象としては、「あんまりリニューアル前と変わらなかったな」と思いました。確かに、このリニューアルで始まった新連載は多く、連載ラインナップはかなり入れ変わっています。しかし、そのラインナップの中身が、いわゆるマニア・オタク向けのマンガが大半で、しかも似たようなイメージの作品が多い。これは、リニューアル直前のREXの方向性とあまり変わっておらず、むしろそれが強化された印象です。美少女ゲームや自社ライトノベルなどからのメディアミックス作品が多いのも相変わらずで、しかもどれもいまいちぱっとしない。これはちょっと拍子抜けしてしまいました。

 ただ、面白いかなと思える作品もいくつかあり、まずは今月号で表紙になっている岡崎武士の新連載「かつ子お仕えします!」。表紙のメイドさんが、堅物で知られる旧家の若様に仕え、彼の繰り出す無理難題に応えて縦横無尽の活躍をするというような話なのですが、この二人が個性的で、特に一見して気が利かないと見えた若様が、実は相当なやり手で、理事長となった学校の生徒にも気遣いを見せるなど、実はいい人として描かれているのが好感でした。元は他で掲載された作品らしいのですが、REXではこんな風に他から作品を引っ張ってきて成功させたケースが数多く見られるので、これも期待したいところです。ただ、毎号連載ではないみたいなんですよね・・・。

 あとは、他社では4コママンガで活躍していた鈴城芹さんの「JC探偵でいてくてい部!」。高校で探偵部を作りたい女子生徒が、実績を作るために事件の解決を目指してあれこれ推理するというような話で、コミカルで軽快な掛け合いで進む4コママンガとなっていて、これも好感が持てました。ページ数はあまり多くない作品ですが、雑誌内の隠れた良作と言えるかもしれません。

 今回のリニューアル最大の目玉だった平野耕太の新連載は、1話を見る限りではまずまずといったところ。他にもいくつか感触はよさそうなものは見られましたが、しかしこれはと思えるものはまだまだ少なかったように思います。リニューアルでいい作品が数多く出てくるかと期待するところもあったのですが、現時点ではいまひとつですね。しばらくは「色素薄子さん」や「とんぬらさん」など、既存の連載作品を中心に楽しみつつ、さらなる良作を待つことになりそうです。



<12・2>
 なんとか再開して初めての記事を書きました。これからは1、2週間に1回程度のペースで、気の向いた時に更新していこうかと思っています。久々の更新がいきなりこんな記事ですみません。今回は、記事も下記の日記も、すべて11月のスクエニ新刊コミックスを採り上げてみました。


・「夏のあらし!」と「BAMBOO BLADE」も最終巻。
 先日、あの「鋼の錬金術師」の最終巻(27巻)が発売され、これは各所で大きな話題をさらいました。さすがにこのレベルの人気マンガになると、普段あまりマンガの話をしない方からも話題にのぼるところを多数見かけて、さすがにハガレンの人気は違うなと感心してしまいました。

 しかし、今月のスクエニでは、この「鋼の錬金術師」に加えて、「夏のあらし!」と「BAMBOO BLADE」も最終巻が発売されています。この2作品、いずれもアニメ化されるほどの人気作品ですが、さすがに同時期のハガレン最終巻の影に隠れてあまり語られていないのを残念に思いまして、今回はこの日記でいろいろ書いてみようと思います。

 まず、「夏のあらし!」の最終第8巻。このクライマックスと言える最終巻の内容は圧巻でした。序盤はタイムリープもののジュブナイルで始まり、中盤からはしばらくコメディに寄った話が続いていましたが、終盤になって再びシリアスなストーリーになってからの描写に素晴らしいものがありました。特にこの最終巻では、60年前の戦争、しかも横浜大空襲という戦争の惨禍の実態を徹底的に描ききっています。作者本人はこれでもまだ「年配の戦争経験者には見せられない」レベルのものであると語っていますが、それでも徹底的な下調べを経て、圧倒的な筆致で描いた空襲の描写は凄まじいの一言に尽きました。当時の戦争の様々な側面を切り取った周辺のシーンも見事で、これは本当に素晴らしい仕事をしていただいたと思っています。

 その惨禍極まるシーンを乗り越えたあとの、現代に戻ってからのすがすがしいラストシーンも感極まるものがありました。ここにきてこのマンガは完全に名作となったと言っていいと思います。

 そしてもうひとつ、これも最終巻を迎えた「BAMBOO BLADE」ですが、ヤングガンガン創刊時から大人気を博したこのマンガもいよいよここで終了。しかし、こちらは、最後の頃はいまひとつ芳しくない評価を何度か聞きました。どうも最後の編の評判が芳しくないようですが、個人的な意見としてはこれも最後までよく描き切ったと思っています。

 このマンガが、他のスポーツを扱ったマンガではあまり見られない優れた点は、指導者である大人(顧問教諭のコジロー)の視点で描かれていることです。かつて少年時代には剣道で辛酸をなめ、大人になっても日々の仕事・生活に苦労している、そんな世の苦労を知っているコジローが優しく剣道部員たちを見守っているからこそ、みんなのびのびと剣道に打ち込むことが出来る。このコンセプトは最後まで変わらなかったですし、さらに後半になればなるほどコジローの人間描写に深みが出てきたように思います。

 もちろん、キャラクターの魅力や剣道の描写でも申し分なかったこのマンガ、こちらも名作と見ていいのではないでしょうか。「鋼の錬金術師」だけでなく、こちらの2作の方も是非読んでほしいと思います。



<10・2>
 要望もありまして、今までの記事だけを仮に復帰させました。画像は使っていませんので少し見づらいと思いますがすみません。
 あと、更新再開は未定です。


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