<2008夏・オフ会&コミケレポート(中編・夏コミ編1)>

2008・8・20

*前編はこちらです。
*後編はこちらです。

 中編と後編は、17日のコミケ3日目のレポートになります。これがもう、最初からいきなりとんでもないアクシデントに見舞われました。

(注意)とてつもなく長い上に、ほとんどが個人的な購入記録なので、根気のある方だけお読みください。
 というか、単なる同人誌購入記録になりました・・・。


・ホテル出発〜ビッグサイト入場まで。
 前日は12時過ぎに横になったのですが、気持ちが高ぶっているためか、慣れないホテルのベッドの環境が影響したのか、どういうわけかあまり眠れず、うつらうつらした後大体4時半ごろには目覚めてしまいました。その後、とりあえずヤングガンガンの残りの半分とかんなぎのコミックスを読みつつ、出発までの準備を始め、「必要なものはすべて持った」と確認して、6時に部屋を出発。ホテルのすぐ近くにあるマクドナルドで朝食を済ませ、一路五反田駅から大崎駅へ。そこからりんかい線に乗るつもりでした。ここまでは余裕だったんですが・・・。このあととんでもないミスが判明してしまいます。

 しかし、ふとここで荷物を確認すると、「チェックしたサークルを書いた紙がない」んですよ。確かにファイルに入れて前日のオフ会でもみんなに見せたはずなんですが・・・それがない。ああ、もうホテルに忘れたと思い、慌てて引き返すことに。この時点でもう大幅なタイムロスなんですが、なんとかあせりながらも部屋に帰って紙とファイルを探すんですが・・・ない! そう、実は紙を忘れたのではなく、紙自体を紛失していたのです。これはもう大ショックで、完全にパニックに陥りました。なんとか、コミケのカタログは持ってきていることを思い出し、今から速攻でサークルチェックし直すことに。ただ、時間もないし、全部をチェックし直すのは到底無理でした。分かる範囲だけリストアップしましたが、最初にチェックしたサークルの半分ちょっとくらいしか思い出すことが出来ませんでした(これが後で非常に残念な結果を生むことになります)。その時点でもう時間もないし、あきらめて行くことに。出発したのが7時半頃で、大幅なタイムロスとなりました。

 再び五反田駅から大崎駅まで行き、そこから今度こそりんかい線に乗りました。さすがに人が多いというか満員電車状態。最初の予定通りの時間に行けていればと悔やまれます(といっても、人の多さはさほど変わらなかったでしょうが)。なんとか国際展示場駅まで着き、そこからビッグサイトへ。しばらくはスムーズに進みましたが、やがて一般参加者の長大な列に並ぶことになりました。列に並び始めたのが、8時半ちょっと前くらいだったでしょうか。どうも、東館から入る列と西館から入る列があるらしく、東の列の方に並んでしまったようですが、コミケ初参加のわたしにはそんなことはまったく分かりませんでした。
 途中、なぜか列が階段から降りられなくなるアクシデントはありましたが、それ以外は割とスムーズで、少しずつだがスタッフの指示に従いつつ順調に進んでいきます。しかも、気候が非常に涼しく、まったく暑さを感じませんでした。雨が心配されましたが、わずかに小雨が降る程度で、傘をさす必要もないくらいで、とにかく幸運でした。

 前日のオフ会で、ビッグサイトに入場するまでに12時くらいまでかかる、などと聞いていた(脅されていた)ので、覚悟していたのですが、意外にも列は速く進み、「あれ、もうビッグサイトの入り口に近づいてきたな」と思ったら、そのままあっさり入場することができました。館内の時計を見ると、10時38分。2時間余りの待ち時間であっさり入場できたことになります。このとき、前日のオフ会でだまされたと感じたのは言うまでもありません(笑)。予定通り6時に出発していたら、さらに早く入場するのも夢ではなかったと思います。暑い暑いと聞いていた気候も実際にはまったく涼しく、列で待っている間も快適この上なかったです。


・いよいよサークル巡り!
 さて、そんなこんなで入場した先は、東館のホールに続く回廊だったのですが、そこから真っ先に向かいたい場所が東4ホールの創作(少年)にありました。ええと、わたしのネット上での数少ない知り合いである紺野さんです。紺野さんには、あるコミックスを差し入れとして渡すことも約束してまして、まずは一も二もなくそこへ向かおうと思っていたのですが、列で待っている間からトイレに行きたくなっていたので、仕方なくそれを探すことに。このとき、どういうわけか東4ホールとは逆の東1・2・3ホール外側のトイレに行ってしまい、しかも大手サークルの長い行列に遮られて中々進めず、余計な時間を取られることになりました。で、先にこっち側のホールに来てしまったので、とりあえずこちら側のサークル(男性向けジャンル)の買い物を済ませることに。

 といっても、わたしは18禁とか買わない人なので、男性向けではそんなに回る予定のサークルは多くありません。実際にはふたつだけ、ten-2(かゆねにうさん)23.4ド(イチリさん)です。この時にはまだ男性向けのホールは空いていた方で(のちに通り抜けが出来ないほど混むことになる)、おふたりのスペースにもまだそんなに人はいなかったので、スムーズに購入することができました。かゆねさんは、昔藤野もやむさんメインで活動していたころからサイトに通っていましたが、今回「はこぶね白書」の新刊を出すということで一も二もなく購入。イチリさんの方は、こちらもかねてよりサイトに通っていた方で、とにかくやたら萌える絵の方です(笑)。そして今回、えろほんを買った唯一のサークルです(笑)。わたしは、エロが苦手でえろほん(18禁同人誌)を買うことはないんですが(というか、今回買ったのが初めて)、でも個人的に大ファンのイチリさんの新刊ということで、ここだけは特別でした。(*注:右の画像にあるのは18禁ではありません。)

 そんなこんなで男性向けで買い物を済ませた後は、いよいよ東4ホールの創作(少年)へ。ここは、紺野さん以外にも回る予定のところがたくさんある、今回のメイン巡回先です。行きたいところがたくさんあって一瞬迷うところでしたが、当初の予定通りまずはUNI-GURU TEA(紺野賢護さん)のスペースへ。

 到着したのは11時過ぎくらいだったと思うんですが、スペースの前にまだ数人の行列が出来ていて人気を実感しました。実は、まず真っ先に来て正解だったのです。わたしの数人あとで、今回特にほしかったグッズのスティックポスターが売り切れてしまいましたから・・・。しかし、残念ながら先着無料配布のコピー本は開始早々になくなってしまったと後で知りました。やっぱり出発が遅れたのが悔やまれます・・・。
 並んでいるお客さんに、男性の方がかなり多かったのが意外でした。サイトの雰囲気から、女性のファンが中心だと思っていましたが・・・。そうか、実はわたしみたいな男性オタのファンが多いに違いない!(笑)

 さて、まずは買い物の受け渡しを済ませて、紺野さんに話しかけたいと思い、スペースの売り子さんが紺野さんだと思って声をかけたところ、そうではなくて、実はスペースの横に立っていた方が紺野さんでした。焦りながらもなんとか「たかひろ的研究館のたかひろです」と名乗りまして、スペースの前から慌てて横に退避して、ようやく紺野さんとお話することが出来ました。前々からお会いしたいとは思っていましたが、まさか夏コミに来ることになるとはほんの2週間前までは考えていなかったので、ここで今こうして会えているということ自体が感無量でした。紺野さんにも大変喜んでいただけたようで、とても嬉しかったです。

 そして、さらにここで嬉しい出来事が。たまたまスペースに鍵空とみやきさんが来ておられて、紺野さんがわたしに紹介してくださったのです! とみさんの作品は、かねてより何度かこのサイトで紹介したこともありますが、もう前々から大ファンで最も好きな同人作家さんだったので、これは本当に嬉しいサプライズでした。おそらくは、とみさんの方はわたしのことは知らないと思いましたが(笑)、慌てて「紺野さんとはネットでの知り合いでいつもお世話になってます」と自己紹介しておきました。そして、できればこの時もうちょっと長くお話すればよかったと後から悔やみました。とみやきさんが購入の列に並んでいたこともあったのですが、そのまま挨拶程度で離れてしまい、その後はコミケ終了まで二度と会うことが出来なかったのが残念でした。

 その後は、しばらく紺野さんと話した後で、「後からまた来ます」と声をかけて他の巡回先サークルを回ることに。これからがサークル回りの本番です。
 まずは、前日のオフ会ですいーとポテトさんが、「相当な人気サークルだから早くなくなる」と言われて念を押されたNorthern House(椎名麻子さん)へと行くことに。しかし、行った時点ではもう新刊のコピー本はなくなっていました。わたしよりも前に行ったすいーとポテトさんも買えなかったらしいので、相当早い時期になくなったらしい。残念。ここでも初動が遅れたことが悔やまれます。しかし、既刊のオフセット本はなんとかゲット。満足。
 その後、たまたまその近くの配置だった壁サークル・ラブポケ(滝川悠さん)を訪問。隣の成瀬ちさとさんとの合体サークルでしたが、さすがにどちらも人気サークルだけあって、もうあまり本は残っていませんでした。それでも既刊本を2つほど購入できて(わたしの目の前でもうひとつの本が売り切れたのが悔しかった・・・!)、嬉しかったです。これが、今回わたしが買えた唯一の大手サークルでした。買えた滝川さんの本の一冊(Ever17本)には、相方の成瀬さんのゲストイラストと、あの吉崎あまねさん(後述)のゲストイラストもあって大満足。そういえば、この三人は仲の良い同人友達でした。

 次に、ざっと島の外回りを巡回して、このところサイトをチェックしていた華唄カルタ(神サトミさん)のところに寄って新刊と既刊を一冊ずつ購入。その後、とてつもなく重要な訪問先を忘れていたことを思い出し、紺野さんのスペースの近くに引き返すことに。実は、紺野さんのスペースのお向かいの正面に、今月のWINGから連載を開始する大川マキナさんのスペースがあったのです。紺野さんと並んで、今回最も行きたかった訪問先であるそのMIXピザ(大川マキナさん)に駆けつけました。
 マキナさんは、ほんわかした作品の作風や、ブログでの書き込みのイメージどおり、とても優しくて親切な方でした。わたしの方も、最も会いたかった作者さんということで、色々と話させてもらいました。サイトをやっていること、アリスのお茶会の大きな記事を書いたこと、すいーとポテトさんとはネットで知り合っていること、昨日もオフ会をやったばかりだということ、ふたりが共にアリスの記事を書いて応援していること・・・などはすべて話しました。とっても喜んでくれまして、そしてすいーとポテトさんもついさっき訪問されたことも教えていただきました。後もう少し運がよければ二人揃って会えたんですが・・・まあ人が多すぎるコミケ会場で再開するというのも奇跡的に難しいことなので、これは仕方ないことでした。
 ただ、話し込んだ割には、自分の名前を言いそびれていたような気がするのが悔やまれます。出来れば、名前とサイト名ははっきりと伝えておくべきだった・・・。あとでWING編集部宛にファンレターを出して伝えておこうかなあと思いました。

 大川さんのスペース訪問という大きな目的を達した後は、その近くにあるこれも重要な方々のスペースを訪問。THANKS(柚清水さん)は、ガンガンで現在連載中の作家さんで、紺野さんともお友達の方です。このところ切羽詰った苦しい連載作業を続けているようで、行った時もスペース内で原稿のネームをやっていたようです(笑)。わたしが話ベタであまり多くの話ができませんでしたが、頑張ってくださいと何度も言っておきました。もちろん新刊も購入。同じく紺野さんのお友達のめろれも(くらんさん・おにねこさん)のところも訪問。ここでも新刊をゲットできました。

 その後、ずっと前からサイトを見ていたたそもれら(泉水真琴さん)を訪問。ずっと前から買いたかった既刊を大量に購入しました(もちろん新刊も)。ここでちょっと荷物が重くなってくる。
 さらに、その近くにある長靴と猫亭(高崎ゆうきさん)へ。フォワードで連載してるプロ作家さんで、相当な人気サークルのはずですが、新刊の発売が12時からという告知だったので、既刊だけ買って後回しにしていたのです。で、12時直前に行ったのですが、すでにちょっとした行列が出来てまして、一番後ろに並んで「最後尾」のカードを前の人から受け取って頭上に掲げました。これやるの初めてなんですが、なにかやたら気分いいですね(笑)。まあすぐに後ろの人に取られてしまいましたが・・・。
 ようやく12時になりまして、販売開始。ちょっとだけ待ちましたがすぐに購入できました。高崎さんはいかにもな男の方で、お話したかったのですが、いかんせん行列が出来ている状態なので、ほとんど話せなかったのが悔やまれます。長く話す機会があれば、「サイトの記事で『変態』『変態』と書きまくってすみません」と是非とも謝っておきたかったのですが・・・(笑)。

 その後、あちこちを再び巡回し、チェックしたサークルのひとつ五月堂(多年草・猫田猫之助さん)を訪問。ここは、紺野さんのお隣りのスペースで、コミケカタログで紺野さんのスペースを確認した時に、隣のサークルカットを見ていいなあと思ってチェックしていたのです。それまではまったく知らなかったのですが、実際に訪問して新刊+グッズのセットと既刊を2冊ほど購入させていただくと、色々なグッズやペーパーをいっぱいサービスしてくれました。いい人だ〜! こういう出会いがあるからコミケは楽しいんだろうなあ・・・と実感。

 そして最後の最後、個人的に超重要な訪問先である流星シラップ(吉崎あまねさん)のスペースへ。かつてステンシルで「POCKET HEART」という珠玉の短期連載を残した素晴らしいマンガ家さんです。その後も「POCKET HEART」の同人誌を出し続けておられることは聞いていたのですが、これまではイベントに参加する機会がありませんでした。今回コミケに初参加出来て、もう願いに願った待望の訪問です。吉崎さんと実際にお会いすると、やはりマンガの作風どおりのお優しいイメージの方で、これまで聞きたかったことをたくさんお話させてもらいました。たった3話の短期連載で終わったあと、商業誌での仕事はなかったのか、その後の活動はどうだったのか、今後復帰する予定はあるのか・・・などなど。彼女の返答によれば、商業誌での活動はほぼあれのみで、今後も復帰する予定はないとのこと。これは本当に残念な事実でした・・・。
 一通り話が終わった後、とりあえず販売されていた本を3冊とも購入しましたが、実は他にも在庫僅少な本が売り切れていたことを後で知りました。やっぱりここも早く訪問できていればなあ・・・と思いました。

 そして、ここであまりに重要なことを思い出しました。実は、紺野さんに渡す予定だったあるコミックスとは、この「POCKET HEART」のことで、最初の訪問で は素で渡し忘れていたことに気づきました(汗)。慌てて紺野さんのスペースまで戻り、ここでようやく手渡すことが出来ました。喜んでいただけたようで何よりでした。ここで、ついでに今買ったばかりの吉崎さんの同人誌も紺野さんに見せておきました。あとで買いに行かれたようでこちらも良かったです。

 この時点で、大体東の創作サークルは回り終えた(と思った)ので、ここで西館へと移動することに。紺野さんに「西館への移動が不安だが行ってきます」と声をかけ、いよいよ西館へと旅立つことに。昨日は移動に苦労したので、今日はなんとかスムーズにいってくれ、と思ったのですが、残念ながらその不安は現実のものとなります(笑)。


 後編(夏コミ編2)へ続きます!


「四季のエッセイ・マンガ編」にもどります
トップにもどります