<2009冬コミ(C77)購入本・3日目>

2010・1・24

 2009年の冬コミ(コミックマーケット77)3日目において購入した本とサークルの簡単な紹介です。
 タイトルの後の数字は発行年月日です。2009年12月31日発行=この冬コミでの新刊です。


「東方JCK」(2009・12・31)

3日目紹介本の一発目はいきなりこれだ! 「きぃ」と「ら〜☆」の二人で構成される双子のイラストレーター、きぃら〜☆さんによる新刊。見ての通り東方の本だがR指定。18禁ではないが中身は非常に危ない(笑)。というかもう下ネタのオンパレードです。健全なお子様は読んではいけない内容。そしてここでも男の娘(リグル)ネタが・・・流行だなあ。リグル、チルノ、大妖精、ナズーリンなどの女子中高生ネタがどれもひどすぎる(笑)。

きぃら〜☆の隠れ里♪(きぃら〜☆さん)

「Color of Lefe」(2009・12・31)
「ハンナキ」(2009・12・31)

しろさんの新刊は、個人誌と合同誌の2冊。個人誌の「Color of Lefe」はやはりいつもながらの感傷的なストーリー。いとおしい情景を集めるために、遠くへ遠くへと旅をする女の子の話。合同誌の「ハンナキ」は、しろさんと黒鷲さんの合同サークル「モノクロ・ワークス」の本で、男性に傷つけられて泣いてしまう女の子の表情を描いた連作イラスト集。

longlongtime(しろさん)
モノクロ・ワークス

「金花糖(きんかとう)」(2009・12・31)

あづみ冬留さんの新刊はフルカラーイラスト本。ネットゲームやライトノベル、カードゲームなどの商業イラストの再録が中心。表紙の金と黒が美しくて映える1冊。

寿WEB(あづみ冬留さん)

「猫跨」(2009・12・31)

今回自分にしては珍しく大手に並んでみた。ご存知ささきむつみさんの新刊で、アクエリアンエイジなどの商業イラストのラフが中心のイラスト本。午後から行ってもまだかなりの列が出来てましたが、無事買えました。

猫屋敷(ささきむつみさん)

「ZENON Vol.3」(2009・12・31)

草野ほうきさんのラフイラスト集。夏コミでVol.1とVol.2を買って今回はVol.3。表紙や本文にVol.4とありますが間違いでしょう、多分(笑)。それはともかくコミックブレイドでのロロナの連載頑張ってください。

SINIZON(草野ほうきさん)

「observe」(2009・12・31)

タコ焼きさんの新刊イラスト集。女の子・・・と猫の組み合わせのイラストが多い。柔らかい感じの絵がよいですね。

焼けました?(タコ焼きさん)

「Hat full of stars」(2009・12・31)

水瀬凛さんの新刊は星にちなんだショートストーリーのマンガとフリートーク、イラスト集。ショートストーリーのマンガが、ほのぼの、しんみりした話でよかった。

PARANOIA MAXさん(水瀬凛さん)

「病み憑き」(2009・12・31)

「ひとひら」や「白雪ぱにみくす!」でおなじみの桐原いづみさんと、現在REXで「このこここのこ」を連載中の藤こよみさんの合同誌。タイトルどおり、「ヤンデレ」の女の子を主人公にしたマンガを一本ずつ。ただ、どちらもキャラクターも典型的なヤンデレではないように感じました。それぞれの作者の独自のヤンデレ観(なんだそれ)が出ていて面白い。

UNI-SEX(桐原いづみさん)

「雪豆娘」(2009・12・31)

おなじみ野々原ちき・荒井チェリーの2人サークル「ずんだもち姉妹」の新刊。今回は雪女(野々原ちきさん)・雪男?(荒井チェリー)をモチーフにしたショートストーリー。

nonote(野々原ちきさん)
C(荒井チェリーさん)

「Cats Catalog? 2010」(2009・12・31)

イラストレーター・かわくさんの新刊は、擬人化した猫と元の猫を一つの絵に描いたイラスト集。いろいろな種類の猫と、それの特徴をうまく擬人化した女の子たちのデザインが楽しい。好評だった既刊「Cats Catalog?」の続刊とのこと。

カワクウズウズ(かわくさん)

「Walking of the PLANET」(2009・12・31)

羽戸らみさんの新刊は、最近ヨーロッパを実際に旅した時の写真と、マンガとイラストを組み合わせた旅行ガイド本。北イタリアのミラノやヴェネツィア、スイスのローザンヌなどの美しい写真が多数。この本は今回のおすすめのひとつ。

鳩のたまご(羽戸らみさん)

「10th」(2009・8・16)

椋本夏夜さんと浅木アスカさんの合同サークル「月華茶房」の10周年記念カレンダー。それぞれの作家の月ごとのイラストが6枚ずつ。表紙は椋本さんが担当した2月のイラスト。

椋本工房(椋本夏夜さん)


「さくらリンク エクスパンション 2」(2009・12・31)
「PRINCESS GARDEN」(2009・12・31)
「TOUHOU SNAP」(2009・12・31)

ぱれっとLiteで「さくらリンク」を連載中の河南あすかさんの新刊3冊。「さくらリンク エクスパンション 2」は商業連載の同人誌版で、夏コミで出た「さくらリンク エクスパンション」に続く2冊目。「PRINCESS GARDEN」は「ソルフェージュ〜Sweet harmony〜」の特典アンソロジーで描いたマンガに描きおろしを加えたもの。「TOUHOU SNAP」は東方のイラストをまとめたもの。表紙の通り霊夢と魔理沙が多い。あと射命丸。この人の絵はどれもすごくかわいくて、かわいいもの好きの精神が直に伝わってくる。

リリカルマジカル(河南あすかさん)

「魔法町コンプリートコレクシオン」(2009・12・31)

今回のJH科学は、今まで出してきた魔法町シリーズの総集編。カラーイラスト・設定資料本32ページ(左)とモノクロマンガ本36ページ(右)、これに加えてビデオDVDとA2ポスター。さらに会場数量限定でレトロ調コットンバッグもついてきました。今までの再録が多いですが、そのほとんどが収録されているので未購入の人におすすめ。この方のイラストは何回見てもすさまじく引き込まれる。加えてマンガの方も面白い。

JH科学(JohnHathwayさん)

「Petite fatal 3」(2009・12・31)

創作スペースでも版権で本を出しているところは結構あって、その中でも東方はやはり人気が高い。あるいは、普段東方で活動している人が創作でスペースを取っている場合もある。ここもそうで、創作で見かけた東方本の中では特にイラストに映えるものがありました。おまけで霊夢・魔理沙・早苗・3人集合の4種類の缶バッジの中から一つ選んでもらえた。

WIND MAIL(An2Aさん)

「Vacation」(2009・8・15)
「Sweet Impact」(2009・12・31)

韓国のイラストレーター・cutegさんのイラスト本2冊。「Vacation」はけいおん!や東方、key、ハルヒなどの版権イラスト本。「Sweet Impact」がぱんつをテーマにしたオリジナルイラスト集。こちらにはTivさんとpiahさんのゲストイラストも収録。

Strawberry Pink(韓国語)
Strawberry Pink(日本語)

「Recollect」(2009・12・31)

こちらは台湾のイラストレーター・Capula.Lさんのオリジナルイラスト本。前回夏コミでは東方スペースでイラスト本を買った記憶が・・・。やはり鮮やかな色彩表現(特に光の表現)がとても美しい。最近は韓国や台湾の方の作品を手にする機会も増えました。pixivでは中国の方も多数見かけますし・・・。

Eternal Phantasia(Capula.Lさん)

「セレモニー 1の4」(2009・12・31)

Lazy8さんによる小学生少女×少年の夏の日を描いた物語。先日のコミティアで買った「1の2」「1の3」の続編にあたる。この少年少女のかわいらしさ、幼き夏の日の出来事を語った物語は秀逸・・・と言いたいがしかし今回はやばい!(笑) 小学生ふたりがこんな遊びを・・・!

FuniFuniFesta!!(麦原ぼうしさん・Lazy8さん)

「Fortune Love」(2009・12・31)

「ルミナスアーク」のキャラクターデザインなどで知られる柴乃櫂人さんのイラスト集。前々から一度スペースを訪問したいと思っていたので、今回達成できてよかった。

Kr3(柴乃櫂人さん)

「黒夜の月に白雪の降る」(2009・12・31)

音楽作品を精力的に手がけるNick-Ninthによるオリジナルのイラストストーリー+CD。前回夏コミで買った本は日本神話で和風なモチーフでしたが、今回は西洋風のファンタジー世界が舞台。魔女に先立たれた使い魔の猫と、病気で死の近い女の子との、孤独な者同士の暖かな交流に静かな感動を覚えます。あと、おにねこさんの絵はやはり素晴らしい。

Nick-Ninth

「ほんのもりびと」(2009・10・18)
「タツノコ」(2009・12・31)

薬師寺ヨシハルさんの創作マンガ2冊。「ほんのもりびと」は、図書館で司書として働く少年と本好きの少女の交流を、「タツノコ」は、頭に角が生えたタツノコ(という種族)の少女と人間の少年の交流を描く。どちらも中性的な絵柄とキャラクター、優しいストーリーが素晴らしくつぼにはまりました。今回スペースで見かけて手にとって購入した本だったのですが、これが最大の掘り出し物でした。薬師寺さんは、ガンガンONLINEにもイラストを提供しています。

Penguins Island (薬師寺ヨシハル)

「”文学少女”のまとめ的な何か」(2009・12・31)

創作スペースで見かけた”文学少女”本。表紙はいい感じですが、中身は完全なギャグ。あるページを境に突然心葉くんが壊れる(笑)。

Hourglass site(高槻暁さん)

「STARSHIP SLEEPERS」(2009・12・31)

現在JOKERで連載している晴瀬ひろきさんの新刊は、恒星間移民船でただ1人コールドスリープから目覚めた少女と人工知能の妖精が織り成すSFストーリー。恒星間移民船とか古き良きSFですな・・・。そしてこの切なくもほのかに希望の持てるストーリーが非常に良かった。今回のおすすめのひとつ。

ところで、今回スペースで晴瀬さんと親交があるらしいTivさんに無料配布のポストカードを貰いました(右)。この本にもイラストを寄稿しています。

キラクナデイズ(晴瀬ひろきさん)
Atelier Tiv artworks(Tivさん)

「HARAPECO GIRL」(2009・12・31)

きららフォワードの連載でおなじみの高崎ゆうきさん定番の百合マンガです。今回はくいしんぼうな女の子と彼女にお弁当をいつも食べられているちょっとかわいそうな女の子の百合。なぜか宇宙人も登場する破天荒な展開。

ラズベリー(高崎ゆうきさん)

「ゆりゆり3」(2009・12・31)

「コミック百合姫S」で連載中の「ゆるゆり」が相変わらず絶好調ななもりさんの百合少女本。百合分が薄いまったり日常マンガの「ゆるゆり」と異なり、こちらは本格的な?百合マンガ。今回は食堂に1人たたずむ後輩の少女に恋してしまった先輩の物語。相変わらずキャラクターの柔らかい描き方に惹かれる。加えてゲストの真西まり・クラサキシンヤ・イケダケイスケ・加月猫らいつもの「かけはし」メンバーによる短編マンガも多数収録。

ELEGY SYNDROME(なもりさん)

「ついんている5」(2007・12・31)

ケイマリさんと多数のゲスト作家によるツインテール本。新刊かと思って買ったが2年前の本だった・・・。でも満足。ゲスト作家に春日弥生・JohnHathway・cranberry*など知っている作家もちらほら。

圭部屋(ケイマリさん)

「AMG」(2009・12・31)

pixivでおなじみまるかたさんのフルカラーイラスト集で、そのpixivに投稿したイラストが多数収録されています。オリジナルのほか東方絵が多数。このエロさとかわいさと何よりしっかりした造型と塗りで描かれた絵の完成度が素晴らしい。そしてこれだけの絵を次々と投稿する仕事の早さに毎回圧倒される。

まるかたBlog(まるかたさん)

「さくらちゅうどうじんぶ3」(2009・12・31)

今回初めて訪問した愛野おさるさんの新刊は、タイトル通り中学校で同人活動をやる部活の女の子たちの楽しい日常を描くマンガ。なんでもこれは作者自身の中学生時代の部活がモデルだそうで、本当に中学校で部活で同人活動をやっていて、毎月のようにイベントに参加していたらしい。なんとうらやましい・・・!

Sweet*heart(愛野おさるさん)

「Sablier du Stardust」(2009・12・31)

胡蝶さんのイラスト集。このところコミティアで何度か訪問したけどコミケでは初めてのはず・・・。今回のイラスト集も相変わらず緻密な髪やフリル、背景の描き込みに目を奪われますね。付録でミニカレンダー付き。

Totenkreuz(胡蝶さん)

「USDM Vol.2」(2009・12・31)

この前のPixivマーケットでスペース訪問したしんきちさんの新刊。オリジナル中心のフルカラーイラスト集で、1枚だけデススマイルズのイラストが。他には和風、ハロウィン、メイド、姫など。太い線でかわいいイラストを描かれるのが印象的。

うさだま気分。(しんきちさん)

「ねこひより10」(2009・12・31)

これまでもコミケのたびに訪問している多年草・猫田猫之助さんの新刊。特典のスティックポスターが付いてきました。今回スペースを訪問した際、既刊と新刊全部を購入されたお客さんがいてちょっと驚いた(笑)。

五月堂(多年草・猫田猫之助さん)

「S.K.I.R.」(2009・12・31)

ここもこれまで幾たびか訪問した一美(かずみ)さんによるフルカラーイラスト集。今回は特にテーマなく集めたイラスト集で、タイトルの「S.K.I.R.」は「好きなものいろいろ」ということだそうです。透明感のある綺麗な絵は健在。表紙の絵がすごくよくて初めて見た時一目萌えした(笑)。

PLASTIC MOON(一美さん)

「MUGU ARTWORKS 03」(2009・12・31)

石川沙絵さんのフルカラーイラスト集。前回の夏コミの時と同様の大型の本で、やはり見ごたえがあります。内容はライトノベルのお仕事の再録が中心。

それと、今回このサークルは、meli*melo(もっつん*さん)と合体スペースだったのですが、スペースを訪問するのが遅すぎてそちらの方のコピー本は入手できず・・・。これはちょっと悔やまれました。

MUGU(石川沙絵さん)
meli*melo(もっつん*さん)


「ドラゴンの守る町4」(2009・12・31)
「TOY TOWN」(2009・12・30)
「Happy・Life」(2009・10・11)

「ドラゴンの守る町4」は、ここではおなじみ柚清水(ゆずしみ)さんのシリーズものファンタジー。ドラゴンと魔法使いの優しい交流とそこからの別れ・対決を描く本格ファンタジーで、そろそろ終盤の大詰めに差し掛かってきました。完結まで頑張れ!

「TOY TOWN」は、REXで「アイドルマスター」のコミカライズを連載中の坂野杏梨さんのファンタジーマンガ。「Happy・Life」もそうなのですが、こちらはペン入れと仕上げを柚清水さんが担当した合作となっています。どちらの本も、西洋近代風の世界観で優しいストーリーが好感触。このような作品は創作ジャンルならでは。

C-WORKS(柚清水さん)
アプリコットレイン(坂野杏梨さん)

「月下幻想曲1」(2009・12・31)

ウェブサイト「つきぶえ」でウェブコミックとして長く連作しているファンタジーマンガ「月下幻想曲」のリメイク第1巻。これまで途中からの本しか読めていなかったので、ここでリメイクされたマンガを最初から読めるのはうれしい。この方はとにかくマンガの描き方がこなれていて、このまま商業でも十分やっていけそう。(*サイトではまだこのリメイク版は読めないみたい。)

つきぶえ(北神ゆうやさん)

「Magelica-Blouney(マジェリカ・ブラウニー)」(2009・12・31)

うさみみきさんの新刊。表紙からも分かるとおり魔女たちの楽しい活躍を描くファンタジーもの。こういうメルヘンなイメージの絵柄・世界観はうさみさんならでは。今回のストーリーは明るく賑やかな話で、楽しく夢のあるファンタジーマンガになっています。

ROLLING PANDA(うさみみきさん)

「Bubble Light」(2009・12・31)
「Four Seasons」(2009・12・31)

「Bubble Light」は楓菜あきのさんのフルカラーイラスト本。オリジナル作品メインで、版権では東方とローゼンメイデン。ガンガンONLINEのイラストコンテストで最終選考まで残った作品もあり。毎回この方の絵の優しいタッチと色塗りが素晴らしい。まさに中性的な絵柄で、昔のガンガン(系)を思わせるイメージというのも頷けます。個人的には束の間の宵闇の時間を描いた絵が雰囲気合って好きだなあ。

「Four Seasons」は、mixiコミュニティ「月イチお絵描きの会」参加者によるイラスト集で、あきのさんが表紙を手がけています。多数のイラストレーターのいろんなタッチの絵が見られるのが楽しい。

めーぷる小屋(楓菜あきのさん)

「Little*Eden」(2009・12・31)

1年ぶりに冬コミで再開した八城惺架さんのイラスト集。多忙を極める中で久々に会えて感涙。16ページの小規模な本ですが、この方のイラストはわたしにとっては最高の癒しです。個人的萌えという点では最高かも。

CROWN(八城惺架さん)

「きらきらの唄」(2009・12・31)

紺野賢護さんの創作シリーズで、先日完結した「きらきらの唄」を1冊にまとめた完全版。改めてストーリーを通して読んで感動を新たに。あと、初期の頃からの作画の変遷が窺えます。それと、こうして厚い本で一冊にまとまると、本当のコミックスみたいでいいですね。今回はこれに加えてカラーイラスト集、ゲストさんによるモノクロイラスト集、そしてしおりがセット。多数集まったゲストが豪華すぎて感激した。↑うさみさんとか↑八城さんとか↓鍵空さんとか。

うにぐる(紺野賢護さん)

「しろいろとくろいろ」(2009・12・31)

これで最後。ここではおなじみ鍵空とみやきさんの新刊は、これも創作シリーズで完結した「しろいろとくろいろ」を一冊にまとめた総集編。これも商業のコミックスみたいな装丁で感動。とみやきさんの創作は、かわいい絵とキャラクターと、それと正反対の哀しいストーリーが大きな特徴だと思ってますが、この作品はその中でも特筆するほど残酷な描写が見られます。人によって様々な解釈が可能な、優れた寓話になっていると思います。

子旅再生(鍵空とみやきさん)


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