<エニックスとの正しい付き合い方>

2001・11・18

 「雑誌を買おう」「少年マンガへの不満」といきなり暗い話題ばかり提供してしまったので、ここでお笑い企画といきましょう。

 わたしはもうエニックス(出版)と付き合い始めてもう10年以上経ってしまいました。そこで、このエニックスのようなマイナーかつ個性的な出版社との付き合い方を伝授したいと思います。はっきり言ってエニックスとのつきあいは集英社・講談社・小学館などの大手出版社と同じように考えると痛い目を見ます。エニックス初心者の方は必見!(笑)


(1)まず本屋を確保せよ。

 とりあえずこれは基本。エニックスのようなマイナーな出版社の場合、普通の本屋ではコミックスを置いてくれないことが多い。そこで、マンガに力をいれていて、エニックスのコミックもちゃんと置かれた「わかっている」本屋を探す必要がある。
 このような本屋を探すのは田舎であればあるほど難しいため、田舎の人は相当苦労されていると思われる。それも、わりと小さめの本屋さんでマンガもあまり置かれていないところならまだあきらめもつくんですが、逆に大型の書店でマンガも充実しているところがエニックスを置いていないというのが大問題。エニックスファンからすれば、
 「ふざけんな。この本屋使えないぞ。」
となる。
 さらにエニックスの中でもまだガンガンコミックスは置かれている可能性が高いが、これがWING・Gファンタジー・ステンシルのコミックスは置いていない場合が多い。さらには、一部の人気作は置いてあっても、マイナーな知名度の低い作品は置いてない本屋というのも珍しくない(というか、そういう本屋の方が多い)。
 「ガンガンのアニメ化作品だけは置いてあるけど、WINGやGファンのマイナーな作品は置いてない。」
こういう本屋がとても多い。これがまた非常にむかつく(笑)。
 そしてコミックスですらそうなんだから、小説やコミックCDなどの関連商品に関しては一般書店ではもう絶望的といってもいいだろう。相当エニックスに目をかけてくれる書店でないと手に入らない。そういう本屋を見つけることが、充実したエニックスライフへの第一歩といえるだろう。
 しかし、こういう本屋は田舎であればあるほど見つけるのに苦労する。どうしてもない場合はもう取り寄せに頼むしかないかな。逆に都会の人はうらやましい限り。そういうマニアックな書店は探せば必ず見つかるぞ。特に近くにアニメイトがある人は何も考えずにアニメイトへ行くのがベストだ(笑)。


(2)コミックスは発売日に買え。

 これも基本だ。エニックスのようなマイナー系のコミックスは入荷数が少なく、しかしその割には人気は高いため、ほっとくといつ売り切れてもおかしくない。発売されて3日で消えることも珍しくないのだ。「自分の好きなコミックスの発売日は必ずチェックしてその日のうちに買う。」これがベストだ。
 特に新連載のコミックスの1巻目は本当に入荷数が少ない。エニックスのコミックは新連載からいきなり人気が出ることも少なくないため、このようなコミックは本当にいきなり消えてしまう。ロキやピースメーカーの1巻は本当にいきなり消えました。あと、1巻で完結する作品(シリーズ連載もの)も危険だ。完結作品ながら人気を得ているケースが少なくない。「まいんどりーむがすべての本屋から消えてまったく手に入らなくなった。」という事件はいまだ記憶に新しい。
 さらにもうひとつ注意! エニックスのコミックにはいわゆる「美少女マニア」の人気を集める作品があり、それら美少女マニアの買いを浴びると「一瞬で」消える。最近の事例では、
 「まほらばがどこにいってもない。」
 「ぱにぽにが2日で消えた。」
という症例が報告されている。
 これらの事態に対応し、買い逃しを避けるためには、とにかく発売日をまめにチェックすること。エニックスの雑誌にはきちんとコミックスの宣伝がしてあるし(目次でページ数を確認しよう)、雑誌以外にも本屋の「コミックス新刊情報」でチェックが可能だ。本屋によっては印刷して配布しているところもあるので確認してみよう。マニア系のショップ(「アニメイト」や「とらのあな」)では、無料配布の情報誌にも新刊情報が載っている。さらに今ではインターネットという万能兵器がある。コミックス新刊情報を載せているサイトはたくさんあるため、本屋に行けなくても必ずチェックしよう。


(3)コミックスを買ったらカバーをはずせ。

 これも基本だ(笑)。エニックスの作家さんには読者思いのサービス精神旺盛な人が多く、コミックスのあとがきやおまけページのみならず、カバー下にもおまけのショートコミックやイラスト、文章などがかきこんである場合が多い。とくにガンガンコミックスに関してはカバー下におまけがない方が珍しいくらいなので、必ずチェックしよう。WINGやGファンタジーのコミックスには残念ながらおまけがないことが多いが、それでも特定の作家は必ずかいてくれるので作家ごとにやはりチェックしよう。
 ちなみにアニメイトでコミックを買うと透明なカバーが付いてきてこれが結構うれしいんですが、カバー下を確認するにはちょっと邪魔です。カバーを取り付ける前に必ず確認しましょう。


(4)月末に備えてカネをためろ。

 エニックスのコミックスの発売日は月末に集中している。そこで、これらコミックスの発売に備えて計画的にカネを確保しておくのが基本だ。
 特にGファンタジーコミックスは800円と非常に高い。社会人やバイトができる学生ならまだいいが、健全な中高校生の財布には激しい痛みを伴うはずだ。この構造改革(?)に対抗するには、とにかく計画的な資金運用計画を立てるしかない。
 コミックスだけならまだいい。エニックスの雑誌のうち、WINGとステンシルの発売は月末だ。このふたつの雑誌を買っている者はさらに考慮する必要がある。
 さらに問題なのは、小説やコミックCD、画集などの関連商品の発売もほぼ月末だ。これらがコミックスとは桁違いに値が張るため、購入するためにはさらにカネを用立てる必要がある。これらの関連商品は数ヶ月前から告知されることが多いので、あらかじめ計画をたてておくべきである。
 そして、これらの用件が重なるとすさまじい、血を吐くような痛みを伴うことがあるため、これが非常に恐ろしい。管理人は先日、月末にアニメイトでコミックスを14冊+東まゆみ画集を買って完全に血を吐きました(笑)。


(5)アニイイトへ行け。

 先ほどから散々登場しているアニメイトであるが、エニックスファンなら必ず行きなさい(笑)。いや、別に行かなくてもいいんですが、行くと楽しいです。
 アニメイトはマニアックな店というイメージがあるが、実際のところ本当にマニアックだ(笑)。だがしかし、単にマニアックなだけでなく、企画担当者がマンガやアニメ、ゲームについてかなり「わかっている」節があり、質のいい作品を重点的に取り扱ってくれるという、ほかのマニア系の店にはない優れた点を持っている(と個人的には思う)。
 そしてこのアニメイトほどエニックスを重視してくれる店は他にはないだろう。エニックスのコミックはほぼ間違いなくすべて揃っているはずだ。ただし新刊には注意。確かに新刊も確実に多く仕入れてくれるが、一方でアニメイトにはエニックス系のファンが集まりやすい傾向があり、他の店より逆に早く売り切れることが多い。これだけは要注意だ。
 そしてコミックス以外の関連商品である、小説やコミックCD、画集なども確実に入荷してくれる。普通の本屋では非常に手に入りにくい、これら関連商品が確実に手に入る。近くにアニメイトがあるだけで大いなる安心感があるのだ。

 そして、エニックスを支援してくれる各種企画をやってくれるところもありがたい。かつて2回ほど開催した「エニックスフェア」はとんでもない盛り上がりだった。(いまでも当時発売されたグッズは残っている。)それ以外にも人気作品ごと、あるいは店舗ごとの企画が開催されることもあるため、要チェックである。
 最近ではエニックスの人気に味をしめたのか、エニックス系のTVアニメ(のビデオ・DVD)やOVAはほとんどアニメイト(というかムービック)が販売するようになった。幻想魔伝・伝心・スタオーEX・ハレグゥと、全部そうだ。特に幻想魔伝(最遊記)と伝心(まもって守護月天!)はそれぞれがTVアニメ・OVAで圧倒的な一番人気で相当な売上だったはずだ。スタオーEX・ハレグゥもコンスタントに売れている。もうアニメイトはエニックスに足を向けて眠れないね(笑)。

 それと、これはエニックス作品には限らないが、アニメイトでコミックスを買うと透明なカバーがついてくる。これは非常にありがたい。普通のカバーと違って中身が見えるのがうれしい。さらに、地味ではあるがポイントカードにスタンプを押してもらえるのもいい。よい店だ。



 と、思いつく限り5つほど注意点を挙げてみた。エニックスファンなら必ず実行せよ(笑)。基本的な行為である。
 なお、さらに思いつく点があれば随時追加する予定である。管理人が気まぐれで更新することがあると思われるため、そのときは追って報告する。以上。


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