<R-TYPE>

2002・1・19

 今さらこのゲームについて書くのもなんですが、まあつい最近ベスト版を買ったんでね・・・これを機に今一度考察してみます。

 このゲームは、シューティングの名作ですが、私に言わせればこれはパズルです。一見してシューティングに見えるけど、半分はパズルみたいな。
 どういうことかというと、このゲームは「パターンを覚えて進む」というゲーム性がとにかく強いのです。とりあえず何回も死んで攻略パターンを作って先に進む。これが基本です。ジャンルは違いますが、リセットを繰り返してマップを攻略する「ファイアーエムブレム」のゲーム性に通じるものがありますね。
 逆に、このゲームはシューティングの弾よけの技術とか、反射神経とか、そういったものはほとんど必要ない。アドリブでよけられるような攻撃ではないので、反射神経などあっても無駄。いっそ無いほうがいい。そういう意味ではシューティングやアクションが苦手な人にむしろおすすめかもしれません。

・パズルの最重要パーツ「フォース」
 で、まあパズルとも言えるゲームなので、パズルを構成するブロックとかコマとかのパーツが必要なはずですが、このゲームの場合最も重要なパーツとしてあまりにも有名な「フォース」と言うものがあります。このR−TYPEというゲーム自体、フォースを使ったパズルゲームと言っても過言ではないでしょう。
 フォースというのは、自機に付属するいわばオプションユニットですが、これが実に様々な機能を持っていて、この機能を使い分けることが非常に重要です。具体的には、

(1)敵弾を防ぐ機能がある(非常に重要)。
 フォースは、自機に付属している状態では、敵の弾を防ぐ効果があります。このゲームはとにかく敵の弾が多く、自機の当たり判定の大きさもあいまって、これをすべてよけるというのはおよそ現実的ではありません。よって、このフォースで弾を防ぎつつ先に進むのがゲームの基本となります。

(2)フォース自体が攻撃力を持つ(わりと重要)。
 弾を防ぐだけでなく、このフォース自体を敵にぶつけて倒すことも可能です。耐久力の弱いザコなら一発で倒せ、使い方によっては耐久力の高いボス系の敵にも有効です。

(3)フォースをパワーアップさせることで、レーザー攻撃が可能(これは基本)。
 フォースアイテム(厳密には「レーザークリスタル」という)を1つとることでフォースが手に入るわけですが、さらに2つめ、3つめをとることでフォースがパワーアップし、レーザー攻撃を行えるようになります。これが非常に強力で、ほとんどこれがメインの攻撃手段です。

(4)フォースは分離・合体ができる(とっても重要)。
 Bボタン(PSだと×ボタン)を押すことで、フォースを飛ばす(分離させる)ことが可能です。フォースは分離状態でも単体で攻撃能力を持ち、さらにもう一度Bボタンを押すことで引き戻すことが可能です(自機と接触すれば再び合体します)。これにより、自機が入れない危険なポイントもフォースに攻撃させることが可能となります。

(5)フォースは自機の前にも後ろにも合体できる(最重要!)。
 分離したフォースに前から接触すれば前に、後ろから接触すれば後ろにフォースが付きます。後ろに付ければ当然後ろからの敵弾を防げ、後ろに攻撃します。これが最も重要で、とにかくこのゲームは、敵の出現パターンに合わせてフォースを前に後ろに付け替えつつ先に進むのが基本です。

 これらの機能を駆使して、敵の出現パターンを覚えて、例えば、
「ここは後ろからの攻撃が激しいからあらかじめフォースを後ろにつけて、その後でこんどは前から敵が来るからすばやく付け替えて対応して、ここで下からの敵にフォースをぶつけて・・・」
というような感じで徹底的にパターン化して攻略していく。まさにパズル的です。

 フォースとならんで重要な攻撃方法に、「波動砲」(溜め撃ち)があります。このゲームの溜め撃ちは非常に高性能で、一瞬でも溜めればかなりの威力があり、貫通性能もあり、非常に使い勝手がよい。この溜め撃ちも存分に駆使してゲームを進める必要があります。


 さて、このようなパターン化重視のパズル的なシューティングの場合、最初のうちは割とシューティング的というか、それなりにアドリブで進めるところもあります。そして先に進むにつれて次第に厳密なパターン化が要求され、パズルじみてくるんですが、このR−TYPEも例外ではありません。全8面のうち、1・2面はまだシューティング的でアドリブでもそれなりにいけるんですが、3・4・5面はシューティングとパズルが半々くらい、6・7・8面は非常にパズル的です(笑)。

 わたしは、どちらかといえばシューティング技術重視のゲームのほうが好きなので、このゲームはそこそこ楽しんだ程度でしたが、まあこれは人によりますね。パターン作りが好きなプレイヤーなら大いに楽しめるでしょう。

 しかしですね、例えばゼビウスとかをやった後でこのR-TYPEをやると、同じ「シューティング」とはいえ、まるで別のゲームの印象です。


「割と楽しかったゲーム」にもどります
ゲームトップへもどります
トップへもどります